市立高校の市の負担軽減に向け、兵庫県に要望が提出されました!
こんにちは。
西宮市議会議員の坂本龍佑です。
嬉しいお知らせです。
市立高校の負担軽減という政策実現に向けて、兵庫県に要望が提出されました!
令和5年12月議会で、一般質問で取り上げた「市立高校の存在意義と他市からの流出入について」の中で、2校の西宮市立高校に通っている市外在住生徒の生徒の割合が25%となっておりますが、そのための市の予算が約2億円となっていることを問題視し、市に対して負担軽減のために、県に費用負担の要望をするべきだと提言しました。
兵庫県への要望の内容は下のリンクから。
https://www.nishi.or.jp/shisei/sogokeikaku/shiseihoshin/R7kenseiyoubou.html
その時の内容は、以下の通りです。
こちらが、質疑の抜粋です。
質問
市立高校を有していることによる当市の財政的な負担7.7億円のうち、他市の生徒が26%となっており、他市の生徒の負担額が約2億円となっていることについて、交付税措置、県への要求、他市の応益負担などを求めることが妥当と考えますが、当局のお考えをお聞かせ下さい。
市の回答
市外生徒に係る応益の負担につきましては、応益負担の考え方を調査研究し、その効果及び課題等を把握・整理したうえで、高校教育の改革や校区の再編、入学者選抜システムを担う兵庫県に対する要望や提案など様々な観点から、市立高校に対する財政支援も含めた負担の軽減を求めてまいります。
と回答していたのですが、今回発表された西宮市から兵庫県への19個の要望の中に、この内容が盛り込まれました!!
その内容がこちら!

市の職員の方にも、有言実行ということで実現していただき、感謝です。
内容としては、「市立高等学校運営経費に対する財政支援について」ということで、他市から通っている生徒の負担相当額について、財政的な支援を要望するということで、私が求めた内容そのものかなと思っております。
市立高校に市外から通っている生徒の分も全て西宮市民が負担するというのが、おかしいということに声をあげている自治体はないと聞いているので、これを受けた県の対応や他市の動向が気になるところですが、一歩前進といった感じですね。
ちなみに、兵庫県に対する要望の一覧は、次の通りです。

財政措置に関する要望が多くなっており、どこまで県がその要望を聞いてくれるのかは、不透明な部分もあるのですが、一つ一つ要望にしてあげていくことで、実現していってもらいたいですね。
一般質問で取り上げたものが全て実現するとも思っていませんが、(実現させたいとは思っていますが。。)答えにならないような答えをもらって満足したり、これまでに答弁されていることの確認をするような時間にはしたくないので、これからもやるべきと考えたことを全力で訴えていきたいと思います。
今回は一般質問の経過報告ということで、市の負担軽減についてブログを書きました。
兵庫県への要望をあげたということで、一歩前進しましたので、今後の動向に注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!