西宮市役所のペーパーレスが前年比20%減!やればできる!
こんにちは。
西宮市議会議員の坂本龍佑です。
今日はペーパーレスの進捗についての嬉しいご報告です。
私が当選して、初めての6月議会の一般質問で行ったペーパーレスの推進について進捗がありました。
その際のブログと目標設定が実現した際のブログはこちらです!↓
簡単に提案の内容をまとめると、西宮市のペーパーレスが全く進んでいない。
また、目標設定が、「前年度を上回らない」というやる気のない目標設定になっていることは、働き方を変えていく上でも、環境保全の観点でも問題がある。
東京都では、明確な目標設定により、2021年に2016年比で55.1%も下がっているのに、西宮市は、2020年度が2016年度比で4.2%に留まる。
まずは目標設定して、それに向かって行動してはどうか?という提案でした。
その結果西宮市では、2023年度(令和5年度)からペーパーレスの目標を設定することになりました。
その目標がこちら!↓
そして、昨日の政策調整会議(市の幹部が揃って行う会議)で、昨年度のペーパーレスの推進状況が発表されました!
その結果がこちら!
なんと!目標設定の-10%に対し、削減率が-20%となったのです!
5年間で4%しか減らなかったのに、明確な目標設定をしたら、1年間で20%減ったんです!
意識変革を起こした幹部職員も庁内の職員も素晴らしいです。
言われなくても取り組もうよ。という気持ちが全くないとは言いませんが、本当に素晴らしい成果が出たことを誇りに思っていいと思います。
財政的な効果は330万円ということで、ほんの小さなものかもしれません。
しかし、それよりも削減したことによって、職員の働き方が変わることの方がよっぽど大事なのです。
例えば、紙で会議を行うと、上司の分の印刷が必要です。
私も経験がありますが、何十枚と印刷した後に、訂正が見つかるんですね。
そうすると、もう一度印刷する必要が生じます。
ただ、パソコンで会議をすると、その修正が非常に楽なんです。
それによって、資料作成の時間がかなり短くなります。残業も少なくて済みます。
ですから、これからももっと働き方改革を徹底して人員の削減ができるように努めてほしいと思います。
目標設定の方法を見直そう!
これは、何度も言っているのですが、目標設定を見直そうということなのです。
西宮市には、〇〇計画というものが非常にたくさんあります。
しかし、その内容を読んでいると、
〇〇になることを目指します。という文言に終始し、数値目標がないんですね。
要するに振り返ることができないわけです。
民間企業に勤めている方は当然だと思うのですが、目標が数値目標になっていないなんてあり得ないわけですね。
だからこそ、
定性的な目標を定量的な目標に変えること!
これを徹底してほしいんです。
そういう意味では、今回のペーパーレスの目標設定とその結果を公表し、来年度以降の更なる推進のために何ができるかというやり方は非常に有効な手段です。
この経験をプラスに捉えて、自信にしてやり方を見直してほしいですね!
また、現在西宮市では財政構造改善推進を進めています。
ここでもとにかく目標を数値的なものになっているのかをチェックして、仕事に臨んでもらいたいと思います。
というわけで、今回は西宮市のペーパーレスが急速に進んでいるという報告でした。
市役所の皆様には、僕の一般質問の提案を受け入れて、それに取り組めば、こんないいことがあるんだと思って、これからも積極的に聞き入れてほしいものだなと思います。笑
また改めて、積極的に取り組んでくれた市役所の担当者に感謝申し上げます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
素晴らしい成果ですね。
おっしゃる通りペーパーレスは単に紙の使用量が減るだけに留まらず業務の効率化やIT化、働き方そのものへの変化をもたらすと思います。
この取り組みがますます加速されることを願っています。
ありがとうございます。
市役所の職員が頑張ってやってくれたおかげです。
確かに職員が働き方そのものを変化させるという認識を持っているかが重要ですね。
更なる業務効率化に向けて、今後も全力で取り組みます!