西宮市の予算否決の可能性に関する神戸新聞の記事について

こんにちは。

西宮市議会議員の坂本龍佑です。

3月19日の朝刊で、西宮市の令和7年度予算が否決される公算だという神戸新聞の記事がでました。リンクは↓

https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202503/0018766430.shtml

市民の中には、

市役所が開かなくなるのでは?

学校に行けなくなるのでは?

補助金が出なくなるのでは?

と様々なご不安を感じられているようで、問い合わせをいただいております。

結論から言いますと、市役所が開かなくなったり、学校に行けなくなったりすることはまずありません。

次に、仮に予算が否決された場合に、市役所が取れる手段はいくつかあります。ChatGPTに列挙してもらいました。

1. 再議を求める

市長は議会の決定に対して不服がある場合、再議を求めることができます。再議とは、議会に対してもう一度審議を依頼する手続きです。再議の結果、2/3の賛成があれば可決されます。

2. 修正案の提出

予算案の内容を見直し、議会の意見を取り入れた修正案を再提出する方法です。特に反対の多かった部分を調整することで、合意形成を図ります。

3. 暫定予算の編成

新年度が始まる前に予算が成立しない場合、最低限の行政サービスを継続するために暫定予算を編成します。これは例年の予算を参考に必要最低限の支出を確保するための措置です。

4. 専決処分

特別な事情があり、議会を開いている時間がない場合や、緊急を要する場合には、市長が専決処分として予算を決定することもできます。ただし、後に議会の承認を得る必要があります。

という感じで、

否決された場合でも市役所が最低限機能するように、人件費などの義務的経費が支出できるような仕組みがあります。

もちろん全ての議案に対して、議会側が反対となると4番の専決処分ということで、市長が議会の承認を経ずに予算を決定することになりますが、本当に最後の最後の手段という感じです。

私の所属する啓誠会としては、予算分科会で否決することを表明しております。

21日の本会議で評決態度が変わる可能性というのは、基本的にはないのですが、それでも最後まで本会議での賛否がどうなるかというのは、わかりません。

これまで賛成してきた予算案に対して、なぜ反対なのか。

西宮市政100年の歴史で初めての予算否決の持つ意味とは。

地方議員にとって、反対することとはどんな意味を持つのか。

ということについては、21日が終わってからちゃんと報告したいと思います。

最終的にどういう風な結末を迎えるかはわかりませんが、市民の皆様にとって、最善の選択ができるように、議会として、啓誠会として、個人として、責任のある行動をしてまいりたいと思います。

報道だけでは不十分なところもあろうかと思いますので、しっかりと情報発信に努めていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

それでは!

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