【西宮市の財政に大きく貢献!その土地に最適な施設を作れば、市の財政は自ずと改善する】
本日、甲陽園本庄町で実施された市有地の特別養護老人ホームの誘致コンペの結果が発表され、最低入札価格3.3億円に対し、4.5億円で落札されました。
http://www.city.nishinomiya.lg.jp/shisei/gyoseikeiei/kokyoshisetsu/koyoen-nyuusatsu.html
これは、私が令和5年6月の一般質問で、市立中央病院の跡地活用の見直しを求めた結果です。
詳しくは以下のブログから。
元々、中央病院跡地のうち3000㎡は特別養護老人ホームの誘致が予定されていました。
その土地の賃借料は、年間たったの800万円。
40年間で3.2億円の収入ですが、売却すれば更地価格で20億円程度(制限がなければ)は期待できる土地で、本来の土地のポテンシャルを生かしきれていない計画でした。
そこで特別養護老人ホームを整備するなら、他の市有地を探すべきだということで、市営住宅跡地等を活用することを求めました。
結果、この甲陽園本庄町の土地を活用することになり、中央病院跡地は一括で売却することが可能になりました。
ちなみにこの甲陽園本庄町の土地は、平成初期から30年近くに渡って放ったらかしにされてきた土地で、これによる固定資産税、都市計画税の逸失利益は数億円になるでしょう。
さらに、特別養護老人ホームと同時に整備される養護老人ホーム(養護老人ホームの説明はこちら)は、寿園という市の施設を早急に民営化したいという市の考えもありましたが、中央病院跡地に整備するより早期整備できることで、2年程度前倒しすることが可能になります。
以上のことから、今回の提案の効果は以下のとおりです。
・中央病院跡地の有効活用により、数十億円の財政効果が期待できる。
・30年近く放置されていた土地が3.3億円の予定価格に対して、4.5億円で売却ができた。
・特別養護老人ホームが整備され、福祉増進に寄与する。
・寿園という養護老人ホームを2年以上前倒して民営化でき、年間1.5億円以上の効果が出る。
その土地に最適なものを建てていけば、市の財政は自ずと改善するのです。
元デベロッパー、不動産業界での経験を活かして、市の財政に貢献し、市民サービスの向上に役立てるのはもちろんのこと、福祉の向上にも寄与してまいります。

