【学校のプール、民間委託をもっと進めるべき】

教育こども常任委員会で、西宮北口のコナミスポーツを訪問し、民間委託されている深津小学校の水泳授業を視察させていただきました。

西宮市では本年度から一部の学校で水泳授業の民間委託を進めています。

実際に現場を見た結論として、私は「今後さらに対象校を拡大していくべき」だと感じました。

民間委託には、

・屋内プールなので天候に左右されにくい
・専門インストラクターによる質の高い指導ができる
・専門人材による安全管理を充実できる
・教職員の負担を軽減できる
・学校プールの維持管理・大規模改修費を抑えられる

といったメリットがあります。

実際、コナミスポーツだけでも全国約200校の受入実績があり、加古川市や和泉市では、学校プールから民間施設を活用した水泳授業への全面移行が進んでいるとのこと。

今回、特に印象に残ったのは、15人程度の児童に専門のインストラクターがつき、さらに教員や監視員が安全管理にあたっていたことです。

天候にも左右されず、専門的な指導を受けられる。

これを見ると、老朽化して大規模改修が必要となる学校については、原則として民間委託への移行を検討すべきだと思います。

さらに、大規模改修がまだ先の学校についても、「まだプールが使えるから」と先送りするのではなく、費用や移動時間、教育効果などの条件を整理し、民間委託の方が合理的な学校から順次移行していくべきではないでしょうか。

一方で、

・西宮市内の全小中学校を受け入れられるだけの民間施設のキャパシティがあるのか
・将来的に市内に新たな屋内プールを整備する必要があるのか
・事業者との契約期間を何年とするのが適切なのか

など、検討すべき課題もあります。

そして、もう一つ重要なのが「泳力」です。

事業者からは、専門的な指導を小学校6年間継続することで、ほとんどの児童が泳げるようになることも十分期待できるとの説明がありました。

学校の水泳授業だけで、子どもたちがしっかり25mを泳げるようになる。

そんな環境が実現すれば、家庭の経済状況やスイミングスクールに通っているかどうかにかかわらず、学校教育の中で一定の泳力を身につけられることになります。

個人的には、そこに一番ワクワクしました。

もちろん、これが実現すれば「泳げるようになるためにスイミングスクールへ通う」というニーズ自体も変わってくるかもしれません。

学校プールを維持すること自体が目的ではありません。

限られた財源の中で、子どもたちの安全と泳力をどう高めるか。

施設の老朽化や今後の設備投資も含め、西宮市の学校水泳授業のあり方をしっかり追いかけていきたいと思います。

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