西宮市議会12月定例会が終了しました!
こんにちは。
12月19日をもって西宮市議会の第20回定例会が終了しました。
今回は一般質問に始まり、議会運営委員会、建設常任委員会、広報委員会と慌ただしい日々を過ごさせていただきました。
一般質問では実現したいことと、実現できることのハードルやどこまでやるのが適切なのか悩むこともありましたが、1年間の任期の中で与えられる2回の一般質問の中で、少しだけですが成果を残せたこともあるのかなと感じています。
一般質問の内容については、次のブログで詳細について記していこうと思いますが、今回の議会でのトピックとしては、いくつか挙げられますが次のような感じでしょうか。
まず、中央運動公園の事業費については、建設常任委員会でも議論しておりますが、昨今の円安、原材料高、受注増などの影響で、公共工事の入札不調が多発しております。
神戸新聞にも取り上げられていましたね。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202211/0015820564.shtml
2023年3月に公告が予定されており、これをなんとか入札不調に終わらせないために、188億円にさらにプラス30%の増額するとしています。もしそうなれば、250億円なんてことになってきますね。
予算として確保したいという気持ちは分かりますし、避難所機能、耐震不足を考えると、早期再整備を求めていくということに変わりはないのですが、少しでも事業費を圧縮する為に、民間活用地の検討、国からの補助金の検討、ネーミングライツの獲得などなど考えてもらいたいことは山積みです。
これからも要望していき、市民にとって最適な中央運動公園の整備を目指していきます。
次に出産一時金については国の事業なので、あまり関係ありませんが、一時金が42万円から50万円に増額されます。
個人的には確実に病院が便乗値上げすることが見え見えなので、少子化対策としてはそこじゃないんじゃないか。。という感じもしているんですが。
少子化対策、子育て支援については、2歳の子どもを持つ父としてもしっかり提言していきます。
次に市営住宅にお住まいの方にとっては、大きな話だと思いますが、市営住宅の指定管理者が東急コミュニティから日本管財に変更になります。
今年度まで委託している東急コミュニティが来年度以降のプロポーザルに参加しないということで、日本管財ともう一社の合計二社の応募がありました。
人件費の高騰や分譲マンションとのサービスの違いというところで、大手の管理会社は近年公営住宅から手を引いているようですね。
確かに公営住宅の高齢化に伴い、高齢者福祉の要素が強くなっているように感じていますが、プロポーザルに参加せずに、5年で辞めてしまうというのは残念な気もしますね。
次に「教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱」については、また別で取り上げますが、6月に一般質問で取り上げたテーマなので、非常に嬉しいです。
適切な開発規制は必要だと感じますが、今回見直されたところはクラス数が減少しているかつ増改築を行っているのに規制するというものでしたから、いいことだと思いますね。
詳細はこちらから!↓
最後に定年の延長ですね。
これまで60歳だった定年が段階的に延長され、2031年には65歳になります。
次のリンクが非常に分かりやすそうなので、興味のある方はご覧ください。
https://jichitai.works/article/details/950
これについては、何といっても財政負担がまた増えるということですね。
人件費の高い西宮市にとっては、大きな問題です。
これまで、職員の人件費に関することについては、深く触れておりませんが、自治体業務が増えている昨今において、適正な人員配置についてはこれからも研究していきたいと思っています。
簡単ですが、今回は12月定例会におけるトピックスを書かせていただきました。
次回は、「教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱」の緩和について詳しく報告いたします。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。