西宮市 山東自然の家の活用方法について 令和4年度12月定例会 一般質問②
こんにちは。西宮市議会議員の坂本龍佑です。
本日は令和4年度12月定例会において一般質問を行った「山東自然の家の活用方法」について取り上げます。
山東自然の家は西宮市が所有する自然学校施設です。
これまで丹波自然少年自然の家とこの山東自然の家を中心に小学生の自然学校体験を行ってきましたが、令和5年度末をもって、丹波自然少年の家が解散することになりましたので、西宮市として今後どのように山東自然の家を利用していくのかについては、直近の課題です。
まず、令和6年度には、西宮市内の全ての小学校が山東自然の家を利用することができるのかについて質問しました。
西宮市「山東自然の家における土日、及び夏休みを除く5月から11月の期間中に、4泊5日を前提とする市内全小学校の自然学校受入れに向けて、令和5年度に施設環境の整備を検討しています。」
上記のような回答をいただきました。
食堂スペースの拡大や整備などの課題はありますが、来年の自然学校からは山東自然の家に全ての小学生が行くことが想定されます。
ただ、やはり今後の施設の老朽化対策等に費用が必要になる中で、長期的な修繕計画の策定を求めました。
また、山東自然の家は5月~11月は自然学校を実施しておりますが、それ以外の期間については、ほとんど利用がなく、一般利用による収入はたった300万円程度です。
これだけ立派な施設があって、キャンプをする人も増えているのに、もっと収入を確保できるようにするべきだと考え、市に直接収入の入る使用料金制ではなく、指定管理者に利用料収入が入るように、令和5年度に予定されている指定管理者募集の際にしてはどうかと提言しました。
結果的には、これまで通りの使用料金制でやっていくが、自主事業の充実や大学等への案内チラシ配布による合宿利用の促進、市政ニュースやホームページの活用など、広報の強化を図かる。また一般利用の促進に伴う収入の増加を図りつつ、指定管理者のインセンティブに寄与し、更には事業費の削減につながる自主事業のあり方を検討する。
といった答弁でした。
どこも財政難だという中で、収入を増やせるところからは増やしていかないといけません。
そういう意味では、まだまだ市のやり方は甘すぎると思います。
私は税収増、収入増を子育て世帯への支援に充てていくということを訴えておりますので、このような施設の有効活用に対しては、追及を続けていきたいと思います。
今回は山東自然の家の活用方法について書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。